FMトランスミッターの記事でも書きましたが
S21HTは消費電力が大きいため充電器の選び方について、
気をつけなければいけないのですが、ではS21HTの充電器として
どれだけの容量が必要か考察してみました。
使用した機材は
ワットチェッカー。

電圧、電流、電力、皮相電力、
電力量、積算時間、周波数、力率が測定できる優れものです。
ワットチェッカーを使用して作動状態でのS21HTの消費電力を測定して、
FMトランスミッターとかカーチャージャー等の充電器に要求される
充電電流について調べてみようという企画です。
ワットチェッカーでAC100Vの部分で消費される電力を測定しただけで、
充電器の変換効率だとかは無視していますのでご了承下さいませ。
テスト環境としては
ワットチェッカーと純正の充電器、
バッテリーはROWAの1800mAhの大容量バッテリーを使用しました。
まずは電源OFF状態で電力を測定。

満充電状態の為、結果は0W。
次に電源を入れてアイドル状態で電力を測定。
フライトモードで無線関係はすべてOFFの状態です。

フライトモードでの消費電力は1W。
次に通話のみONにして消費電力を測定。

測定結果は変わらず1W。
次にBluetoothのみONにして消費電力を測定。

測定結果は変わらず1W。
次にワイヤレスLANのみONにして消費電力を測定。

測定結果は変わらず1W。
次は通話、BluetoothのみONで消費電力を測定。

測定結果は1W。
次は通話、Bluetooth、Microsoft Direct Push、
データ接続をONにして消費電力を測定。(ワイヤレスLANのみOFF)
実運用に一番近い状態ですね。さて結果は . . .

測定結果は2WにUP!
次に無線関係はそのままでGoogle Mapsを起動してGPSをONに。

測定結果は2W。地図の読み込み等でたまに3Wを表示。
さて次は延長コードを使って屋外へ。
というのもS21HTはディスプレイ輝度の自動調整機能があるので、
明るい屋外では自動的に輝度も上がる為、消費電力が増えると思われるからです。
カーナビでの実運用に近い状態ですね。
さらに運用を模擬する為に、地図の更新をすると . . .

測定結果は3WにUP!
S21HTをGoogle Mapsでカーナビとして使用する為には、
最低でも3Wの電力を供給する必要があるということがわかりました。
3Wの電力ということは電圧が5Vなので充電器に要求される電流供給容量としては、
3W/5V=600mAということになります。
自分の所有している充電器は容量が500mAしかありませので、
供給電流が足りていなかったのですね。
カーナビとして使うと充電できないわけでね。
カーナビとして要求される電流が600mAなので、
カーナビとして使いながら充電する場合は、
600mA以上の能力が要求されるということですね。
FMトランスミッターの充電能力としては600mA、700mA、1Aのものが
ありましたので、1800mAhのROWAのバッテリーが空の状態から満充電に
するまでに要する時間としては
600mAのものは充電不可。
700mAのものは100mAの充電電流が確保できるので
1800mAh/100mA=18時間
1Aのものは1800mAh/400mA=4.5時間
となります。
カーナビとして使えて充電はできなくてもよいという人なら
600mA以上あればOKですが、S21HTをカーナビとして使いながら
空になったバッテリーを充電したいという人はやはり1Aは
欲しいところです。
700mAの電流を供給できるFMトランスミッターは結構ありますが、
1Aの電流を供給できるFMトランスミッターはあまりないので
なやみどころですね。
私はROWAの1800mAhの大容量バッテリーをなぜか4個も持っていますので、
600mAのやつで充電できなくても問題ないですが . . .



これらは充電電流が700mA。

これは、充電電流が1Aあってホルダー付き。
Bluetoothの無線方式ならこれ

充電電流は600mAとちと少ない。